<報告>
第41回 武庫川河川敷 お掃除会(2025年6月15日 実施)
前日からの降雨で川の水位が上がり、午前中は40%の降水確率。実施が危ぶまれましたが、予定どおりお掃除会を行うことができました。
家族参加の市民、はんしん自立の家の方、神戸女学院の大学生など、お掃除会初参加の10名のフレッシュなメンバーも含めて、参加者は総勢23名。
今回は、小川副代表による「プラスチック汚染」に関する力作の紙芝居からスタート。一同クイズに答えながら、次第に汚染の現状についての理解を深めるにつれて表情を曇らせるも、お掃除のモチベーションを高めました。
そのあとは、ごみ袋(不燃ごみと可燃ごみの2種類)片手に河川敷に散らばっていきました。
草地はまだ雨で濡れており中に踏み込むと足もとがびしょびしょ。川の流れも速いので、いつもの場所にも近づくことができません。子供たちもごみを拾い、生きものに出会い、川の水に手を浸し、またごみを探す・・・をくり返しながら、どんな場所にごみが集まっているか、次第に学んでいるようでした。
11時すぎには、FM宝塚の番組で電話から生中継。お掃除会の現場での電話取材は初めて。何をしゃべったかはよく覚えていません。途中で白神事務局長が、講演会(7月13日)の紹介。
1時間15分ほどでごみ拾いを終え、それぞれごみ袋を集合場所に持ち寄りました。
そのあとは不燃ごみ、可燃ごみに分けて、学生さんが計量。不燃ごみ2kg、可燃ごみ21.9kg、ペットボトル41本。
ほかに、計量不可の大型ごみ多数。
最後は参加者からひと言ずつコメントをもらいました。この種の活動に参加するのは人生はじめてという参加者さん。はじめての参加にこのお掃除会を選んでもらいました。またの参加をお待ちしています。
回収したごみを(株)ヤマサ環境エンジニアリング様の軽トラックに積み込んで本日は終了。ごみは西宮市のゴミ処理場で処分されます。
翌日からは6月中旬というのに30度を超える日々。
この日に無事お掃除会ができてなによりでした。
【報告:武庫川ネット代表 遠藤】
<予定>
第41回 武庫川河川敷 お掃除会
※予定どおり実施の見込みです(6月14日更新)
■ 日 時:6月15日(日)10時~12時(雨天予報 50%以上の場合には中止となります。予備日はありません)
■ 集 合:仁川合流点付近にある歩道橋の東側(報徳学園の北)
➡阪急今津線「仁川駅」から徒歩約20分
➡阪急バス「仁川口橋」「田近野」から下車すぐ
詳細は以下のPDFをご覧ください
皆さまのご参加をお待ちしています
※火ばさみと軍手持参、ご協力お願いします
※オオキンケイギク駆除は別途企画、お掃除のみです
今回の場所は4月21日に行なった場所と同じですが、道路のガードレールを乗り越えて、はしごで河川敷まで降りなければなりません。みなさん無事に降りることができました。
今回の活動は、武庫川水系河川整備計画の流域連携「みんなで取り組む武庫川づくり」の一環として位置づけられおり、同水系でオオキンケイギクの駆除活動を行なっている他地域(宝塚市逆瀬川や三田市)とも連動して行いました。そこで、はじめに県職員の方から、武庫川で進みつつある総合的な治水対策と自然環境の現状についてお話をしてもらい、参加者も理解を深める機会となりました。
侵略的外来生物としてのオオキンケイギクの説明や駆除の仕方の説明のあと、いよいよ駆除開始。
護岸の石のすき間にしっかりと根を張った株に手こずりながらも、みなさん大奮闘。一面に咲いていたオオキンケイギクも次第になくなっていきました。
今回は、武庫川での土木工事などに関わる建設業協会の方にもボランティアで参加していただきました。
一般参加者がアクセスしにくい右岸での駆除もお願いしました。手際のよい作業はさすが。香山組、大喜建設、廣川建設、松田組、幸進建設、池本健建設(順不同)のみなさん、感謝です。
約1時間の作業で駆除されたオオキンケイギクは、ごみ袋で80袋、軽トラックの荷台もいっぱいになるほど。袋を一つずつ計量・記録してくれた宝塚中学の生徒チームによると、全部で157kgにもなりました。これは、この行事の駆除量としては最大記録です。
最後に、参加してくれた方々からひと言ずつ感想。「もう少しやりたかった」「身近な川の環境を考える機会になった」などの声がありました。宝塚中学の自然科学部では、この体験をもとに研究発表もあるかも。参加してくれた市民のみなさん、宝塚中学自然科学部の生徒、保護者、教員のみなさん、建設業協会のみなさん(軽トラックやダンプ、はしごも提供していただきました)、会員も含めてご苦労さまでした。
解散したあと、軽トラックで80袋を仮保管場所に運搬しました。これらのごみ袋は西宮市によって回収されます。
今後は駆除の効果を検証しながら、活動を進めていくことになります。
またのご協力をよろしくお願いいたします。
Before(2025年5月17日) After(2025年6月1日)
・申込み:mukogawaken.net (a) gmail.com
※件名を「仁川駆除会OKGKO」としてください。
当日参加も歓迎ですが、現地情報の共有のため事前連絡にご協力お願いします
【企画】特定外来生物 オオキンケイギクの駆除
今回のイベントは、三田市(武庫川)、宝塚市(逆瀬川)、西宮市(仁川)、という三つの地域で行われる
「オオキンケイギク(特定外来生物)駆除イベントの開催 ~みんなで取り組む武庫川づくり~」
という、武庫川水系河川整備計画に掲げる流域連携の一環として実施します
・日 時:2025年5月17日(土)10時~12時
※16日(金)夕刻の予報で、午前の降水確率60%以上は中止です。
→事前申込をいただいた方へはご連絡いたします
・場 所:仁川河川敷 蓬莱橋~百合野橋の左岸側
・集 合:阪急仁川駅 山側改札 (西口) 9時45分(もしくは現地集合10時)
・道 具:軍手、移植ゴテ、(可能ならば)長靴、野外作業可能な服装、飲料水
・申込み:mukogawaken.net (a) gmail.com(5月16日 [金] まで)
※件名を「仁川駆除会OKGKO」としてください。当日も歓迎ですが、返信にご協力お願いします
・当日の予定:
09:45 仁川駅集合、歩いて現地へ
10:00 現地で合流、ネット会員によるオオキンケイギク・特定外来生物の解説
10:10 駆除作業(駆除したオオキンケイギクをごみ袋につめる)開始
11:20 作業終了、ごみ袋をいったん左岸現地(地図の●)に運搬
11:30 ごみ袋単位で重量測定・記録
11:40 ミーティング(河川整備課のお話を含む)
11:50 解散、車で駆除したオオキンケイギク入りごみ袋の仮置き場への運搬
※本イベントは下記事業の一環として実施します※
<中止のご案内 2025/4/29更新>
第40回 武庫川河川敷 お掃除会
➡ 天候不良の予報により、中止することとなりました。予備日の設定はございません。
➡次回は【6月15日の実施を予定】しています。ぜひご参加ください。
■ 日 時:3月16日(日)10時~12時(雨天予備日なし)
■ 集 合:仁川合流点(国際霊園の南)
➡阪急今津線「仁川駅」から徒歩約20分
➡阪急バス「仁川口橋」「田近野」から下車すぐ
皆さまのご参加をお待ちしています
※火ばさみと軍手持参、ご協力お願いします
※オオキンケイギク駆除は別途企画、お掃除のみです
※添付している資料は暫定版で、今後変更が生じる可能性があります。ご注意ください※
パネル展・研究発表会への出展
以下のイベントにおいて、最近の武庫川流域圏ネットワークの活動状況等を報告していきます。
近くにお越しの際など、出展スペースへ足を運んでいただけますと幸いです。
<終了>
➡ 2月19日(水)〜2月23日(日)10:00〜17:00
➡西宮市立市民ギャラリー2・3階展示室
➡武庫川ネットの活動報告に係るパネルを出展します
<終了>
➡2月12日(水)~2月20日(木)
➡宝塚市立東公民館1階ロビー
➡武庫川ネットの活動報告に係るパネルを出展します
<終了・報告>
パネル展・研究発表会への出展
➡2月11日(火)10:45〜15:00(当日受付9:15〜10:30)、人と自然の博物館4階
➡下記2題のポスター発表を行いました
演題①:藤原・遠藤「遮光シートを用いたオオキンケイギクの駆除実験」
演題②:北川・山本・細谷「2024年における津門川の自然再生と魚類相復活の進捗」
➡当日
・当日は大セミナー室のP15ブースに2演題のポスターを並べ、発表を行ってきました
・ブースでは、武庫川流域圏ネットワークのリーフレットなどの配布も行いました
・コアタイムを中心として多くの方にお越しいただき、調査研究や会の活動に関する情報交流を行うことができました
・当日に発表を行った内容の詳細は、電子出版物「共生のひろば第20号」で報告される予定です。発行をお待ちください
<終了>
第14回 武庫川ネット 活動報告会
・日 時:11月30日(土)
※13:30~16: 30
ごろの実施を予定していますが、演題数等の都合により若干前後します
・会 場:さらら仁川(阪急 仁川駅前)
・申込期限:10月25日(金)
・宛先・問い合わせ:
■Mail:mukogawaken.net (@) gmail.com
※申し込みの場合、メールの件名を=「活動報告会」に設定し、発表申込票を添付ください
■Tel:添付資料を参照ください
・特別講演
講 師: 觜本 格はしもと いたる氏(かがく教育研究所所長)
演 題:「兵庫県南部地震と六甲変動ー南海トラフ巨大地震に備える」
・主催者メッセージ
毎年、活動報告会を開催し、会員の皆様を中心として、日頃の活動を紹介していただき、相互交流を深めています。
<終了>
第39回 武庫川河川敷 お掃除会【結果報告】
■ 日 時:10月27日(日)10時~12時(雨天予備日なし)
<終了>
宝塚市環境パネル展への出展
<終了>
第38回 武庫川河川敷 お掃除会
※今回はゴミ拾いのみのお掃除会で、オオキンケイギクの駆除会とは別企画となります
■ 日 時:6月8日(土)10時~12時(雨天予備日なし)
■ 集 合:仁川合流点(国際霊園の南)
※火ばさみと軍手持参、ご協力お願いします。
<終了>
武庫川流域圏ネットワーク 第14回 講演会
日 時:2024年5月25日(土) 13:30~15:00
会 場:さらら仁川 多目的ホール(阪急仁川駅 東口すぐ)
講 師:上田 宏氏・平山元哉氏(エコグループ・武庫川 )
演 題:『「武庫川エコハイク」から見た武庫川 源流から河口まで-重ねて200回』
→詳細は添付のPDFを参照ください
【助成・後援】
本企画は、下記事業の一環として実施します。
●コープこうべ環境基金 助成事業
●環境学習都市にしのみや パートナーシッププログラム
また、実施に際し下記団体からの後援をいただいています。
●環境都市宝塚 推進市民会議
*****
武庫川流域圏ネットワーク第14回講演会 終了報告
5月25日に上田宏氏(エコグループ・武庫川代表)と平山元哉氏(同副代表)による「『武庫川エコハイク』から見た武庫川」という演題で講演会を開催しました。
同グループは武庫川流域の自然環境、歴史、文化財、伝承、水利用などをくまなく調べ、その調査成果をもとに歩きながら現地解説するというスタイルで「武庫川エコハイク」を2007年から200回以上にわたって続けてこられました。講演の前半では会の運営にかかわる実際的なお話、後半では数多くのスライドによる武庫川の見どころを紹介していただきました。多くの人に武庫川流域の魅力を伝えるこのような活動の大事さを改めて感じました。
当日は32名の参加者があり、講演が終わってからも、イベント時の安全配慮や武庫川の霞堤などの治水にかかわることなど、熱心な質疑応答がありました。武庫川流域の魅力を伝えるこの活動が、今後も次の世代に引き継がれること、期待大です。
※本講演会の終了後、武庫川流域圏ネットワークの総会が催されました。
①仁川上流部の急傾斜地に生育するオオキンケイギク(2023年撮影)
②駆除作業を行う企業のボランティアチーム
③上流部でのオオキンケイギク駆除に臨むメンバー
④ 仁川上流部での駆除作業に取り組む県土木事務所の方々
第13回 武庫川ネット 活動報告会 終了
■ 日 時:2023年11月25日(土)13時30分~16時30分
■ 会 場:宝塚中央公民館(市役所北側)
特別講演 武庫川の下流域で進めている河川整備
~潮止堰の撤去・魚道の改良・汽水域の拡大などを中心に~
恒藤 博文/藤原 俊介/平塚 康嗣(兵庫県)
発 表
1.堀の外来生物駆除による動物相の変化 県立篠山東雲高校 自然科学部
2.津門川のより良い自然環境を求めて ~魚道の新設から改良工事に至るまでの20年~
山本義和(武庫川流域圏ネット)/中岡昭彦(西宮土木事務所)
3.市民から見た武庫川治水工事 小川嘉憲(21世紀の武庫川を考える会)
4.どうなる?新設道路で変わる名塩の風景
土谷厚子/辰 登志男(武庫川づくりと流域連携を進める会 )
5.西宮浜の賑わい 粟野光一(浜・川・山の自然たんけん隊)
第13回 武庫川流域圏ネットワーク 講演会と総会 59名の参加で終了
上記の結果概要をご覧ください。
日 時:2023年6月3日(土)13時30分~
場 所:さらら仁川(阪急 仁川駅前)
講 演:行動生態毒性学の展望
~人間がつくりだした化学物質が動物の行動に変異をもたらす~
講 師:川合 真一郎氏(神戸女学院大学名誉教授、元学長)
◆いろいろな動物の行動が合成化学物質によって影響を受ける事例、たとえばエビの走光性、
ミツバチの索餌、クモの巣作り、鳥のさえずり、魚類の遊泳行動、マウスの行動などが化学物質
への暴露によって異常をきたすことを紹介し、
おわりに、行動生態毒性学の問題点や課題について述べる◆
◆◆5月14日(日):雨天中止◆◆
次のお掃除会は、10月29日(日)第36回です。
◆◆5月7日は雨天中止、5月14日(日)に延期◆◆
「第35回 武庫川河川敷 お掃除会」仁川合流点
◆重点1◆「プラごみ、ほか」当日参加歓迎
◆重点2◆「特定外来生物オオキンケイギク」
日 時:2023年5月7日(日)9:30~12:00
集 合:仁川国際霊園 南の河川敷
● 持参品:マスク、軍手、長靴歓迎、小スコップ
● 服 装:野外作業に適した長そで・長ズボン・帽子を推奨
環境学習都市にしのみやパートナーシッププログラム
後援:兵庫県 阪神南県民センター/西宮市/宝塚市
協力:兵庫県 西宮土木事務所/環境都市宝塚推進市民会議/(株)ヤマサ環境エンジニアリング
特定外来生物オオキンケイギクの駆除 ~仁川の河川敷~終了
・日 時:4月17日(月)10時~12時
・場 所:仁川駅近くの河川敷(西宮側)
・集 合:阪急仁川駅 山側改札 10時
・道 具:軍手(移植ゴテも持参お願い)
5月30日、仁川河川敷のオオキンケイギク
「第34回 武庫川河川敷 お掃除会」仁川合流点 終了
主催:武庫川流域圏ネットワーク http://muko.jimdo.com/
◆重点1◆「プラごみ、ほか」 当日参加歓迎
◆重点2◆「特定外来生物オオキンケイギク」
日 時:2023年3月12日(日)9:30~12:00
集 合:仁川国際霊園 南の河川敷
◆コロナ対策
体温確認し体調不良の場合は、参加ご遠慮お願いします
● 持参品:マスク、軍手、長靴歓迎、小スコップ、水筒
● 服 装:野外作業に適した長そで・長ズボン・帽子を推奨
環境学習都市にしのみやパートナーシッププログラム
(公財)コープともしびボランティア振興財団の助成を受けて開催しています
後援:兵庫県 阪神南県民センター/西宮市/宝塚市
協力:兵庫県 西宮土木事務所/環境都市宝塚推進市民会議/(株)ヤマサ環境エンジニアリング
第12回 武庫川流域圏ネットワーク 活動報告会 終了
■ 日 時:2022年11月26日(土)13時30分~16時30分
■ 会 場:さらら仁川 3階ホール(阪急 仁川駅 東側)
特別講演「丸山湿原群 ~エコトーンの重要性~」今住悦昌(丸山湿原群保全の会 代表)
発 表
1.小学生対象の生き物観察会の取り組み 県立篠山東雲高校 自然科学部 西嶋一惺、永井涼太、中沢啓悟
2.津門川の自然再生に向けた魚類相調査 ~2022年度結果報告~ 北川哲郎(神戸動植物環境専門学校)
3.ヤマサ環境エンジニアリングの環境への取り組み 阪本裕哉((株)ヤマサ環境エンジニアリング)
4.「武庫川づくり水辺の環境フォーラム」の紹介 佐々木礼子(武庫川づくりと流域連携を進める会 )
「第33回 武庫川河川敷 お掃除会」仁川合流点 30名の参加で終了
◆重点1◆「プラごみ、ほか」 当日参加歓迎
◆重点2◆「特定外来生物オオキンケイギク」
日 時:2022年10月30日(日)9:30~12:00
集 合:仁川国際霊園 南の河川敷
uコロナ対策 ◆体温確認し体調不良の場合は、参加ご遠慮お願いします
● 持参品:マスク、軍手、長靴歓迎、小スコップ、水筒
● 服 装:野外作業に適した長そで・長ズボン・帽子を推奨
環境学習都市にしのみやパートナーシッププログラム
(公財)コープともしびボランティア振興財団の助成を受けて開催しています
後援:兵庫県 阪神南県民センター/西宮市/宝塚市
協力:兵庫県 西宮土木事務所/環境都市宝塚推進市民会議/(株)ヤマサ環境エンジニアリング
2022年6月13日(月)武庫川流域圏ネットワーク主催
特定外来生物オオキンケイギクの駆除 ~仁川の河川敷~
・日 時:6月13日(月)9時30分~11時30分
・場 所:仁川駅近くの河川敷(西宮側)
・集 合:阪急仁川駅 山側改札 9時30分
・道 具:軍手(可能なら、移植ゴテも持参お願い)
今回は、4月18日に開催した駆除の区域を拡大して作業をします。
日 時:2022年5月28日(土)13時30分~
場 所:さらら仁川(阪急今津線仁川駅東側下車すぐ)
講 演:生物分布からみた大阪湾の自然環境
演 者:西宮市貝類館顧問 山西良平氏
4月18日(月)10時~12時に阪急仁川駅近くの河川敷で開催