<予告>
武庫川流域圏ネットワーク第15回講演会のお知らせ
下記のとおり、武庫川流域圏ネットワーク第15回講演会を開催いたします。
今回のテーマは、いま環境保全の現場で話題に挙がることの多いマイクロプラスチックの影響に関するものです。
みなさんのご来場をお待ちしています。お申し込みは下記要領をご覧ください。
テーマ:未来のために知っておきたい 海とプラスチックの話
講 師:同志社大学経済学部 准教授 原田禎夫 博士
日 時:2025年7月13日(日) 13:30~15:00
参加費:無料
会 場:ささら仁川 多目的ホール(阪急仁川駅東出口すぐ)
申 込:本会メールアドレスまでご連絡ください
mukogawaken.net (a) gmail.com( (a)→@へ変換ください)
※本企画は以下の団体・事業からの後援・助成・支援をいただき開催します
(公財)ひょうご環境創造協会
生物多様性ひょうご基金(コープこうべ)
環境学習都市にしのみやパートナーシッププログラム
環境都市宝塚推進市民会議
<報告>
第41回 武庫川河川敷 お掃除会(2025年6月15日 実施)
前日からの降雨で川の水位が上がり、午前中は40%の降水確率。実施が危ぶまれましたが、予定どおりお掃除会を行うことができました。
家族参加の市民、はんしん自立の家の方、神戸女学院の大学生など、お掃除会初参加の10名のフレッシュなメンバーも含めて、参加者は総勢23名。
今回は、小川副代表による「プラスチック汚染」に関する力作の紙芝居からスタート。一同クイズに答えながら、次第に汚染の現状についての理解を深めるにつれて表情を曇らせるも、お掃除のモチベーションを高めました。
そのあとは、ごみ袋(不燃ごみと可燃ごみの2種類)片手に河川敷に散らばっていきました。
草地はまだ雨で濡れており中に踏み込むと足もとがびしょびしょ。川の流れも速いので、いつもの場所にも近づくことができません。子供たちもごみを拾い、生きものに出会い、川の水に手を浸し、またごみを探す・・・をくり返しながら、どんな場所にごみが集まっているか、次第に学んでいるようでした。
11時すぎには、FM宝塚の番組で電話から生中継。お掃除会の現場での電話取材は初めて。何をしゃべったかはよく覚えていません。途中で白神事務局長が、講演会(7月13日)の紹介。
1時間15分ほどでごみ拾いを終え、それぞれごみ袋を集合場所に持ち寄りました。
そのあとは不燃ごみ、可燃ごみに分けて、学生さんが計量。不燃ごみ2kg、可燃ごみ21.9kg、ペットボトル41本。
ほかに、計量不可の大型ごみ多数。
最後は参加者からひと言ずつコメントをもらいました。この種の活動に参加するのは人生はじめてという参加者さん。はじめての参加にこのお掃除会を選んでもらいました。またの参加をお待ちしています。
回収したごみを(株)ヤマサ環境エンジニアリング様の軽トラックに積み込んで本日は終了。ごみは西宮市のゴミ処理場で処分されます。
翌日からは6月中旬というのに30度を超える日々。
この日に無事お掃除会ができてなによりでした。
【報告:武庫川ネット代表 遠藤】
<予定>
第41回 武庫川河川敷 お掃除会
※予定どおり実施の見込みです(6月14日更新)
■ 日 時:6月15日(日)10時~12時(雨天予報 50%以上の場合には中止となります。予備日はありません)
■ 集 合:仁川合流点付近にある歩道橋の東側(報徳学園の北)
➡阪急今津線「仁川駅」から徒歩約20分
➡阪急バス「仁川口橋」「田近野」から下車すぐ
詳細は以下のPDFをご覧ください
皆さまのご参加をお待ちしています
※火ばさみと軍手持参、ご協力お願いします
※オオキンケイギク駆除は別途企画、お掃除のみです
今回の場所は4月21日に行なった場所と同じですが、道路のガードレールを乗り越えて、はしごで河川敷まで降りなければなりません。みなさん無事に降りることができました。
今回の活動は、武庫川水系河川整備計画の流域連携「みんなで取り組む武庫川づくり」の一環として位置づけられおり、同水系でオオキンケイギクの駆除活動を行なっている他地域(宝塚市逆瀬川や三田市)とも連動して行いました。そこで、はじめに県職員の方から、武庫川で進みつつある総合的な治水対策と自然環境の現状についてお話をしてもらい、参加者も理解を深める機会となりました。
侵略的外来生物としてのオオキンケイギクの説明や駆除の仕方の説明のあと、いよいよ駆除開始。
護岸の石のすき間にしっかりと根を張った株に手こずりながらも、みなさん大奮闘。一面に咲いていたオオキンケイギクも次第になくなっていきました。
今回は、武庫川での土木工事などに関わる建設業協会の方にもボランティアで参加していただきました。
一般参加者がアクセスしにくい右岸での駆除もお願いしました。手際のよい作業はさすが。香山組、大喜建設、廣川建設、松田組、幸進建設、池本健建設(順不同)のみなさん、感謝です。
約1時間の作業で駆除されたオオキンケイギクは、ごみ袋で80袋、軽トラックの荷台もいっぱいになるほど。袋を一つずつ計量・記録してくれた宝塚中学の生徒チームによると、全部で157kgにもなりました。これは、この行事の駆除量としては最大記録です。
最後に、参加してくれた方々からひと言ずつ感想。「もう少しやりたかった」「身近な川の環境を考える機会になった」などの声がありました。宝塚中学の自然科学部では、この体験をもとに研究発表もあるかも。参加してくれた市民のみなさん、宝塚中学自然科学部の生徒、保護者、教員のみなさん、建設業協会のみなさん(軽トラックやダンプ、はしごも提供していただきました)、会員も含めてご苦労さまでした。
解散したあと、軽トラックで80袋を仮保管場所に運搬しました。これらのごみ袋は西宮市によって回収されます。
今後は駆除の効果を検証しながら、活動を進めていくことになります。
またのご協力をよろしくお願いいたします。
Before(2025年5月17日) After(2025年6月1日)
・申込み:mukogawaken.net (a) gmail.com
※件名を「仁川駆除会OKGKO」としてください。
当日参加も歓迎ですが、現地情報の共有のため事前連絡にご協力お願いします
【企画】特定外来生物 オオキンケイギクの駆除
今回のイベントは、三田市(武庫川)、宝塚市(逆瀬川)、西宮市(仁川)、という三つの地域で行われる
「オオキンケイギク(特定外来生物)駆除イベントの開催 ~みんなで取り組む武庫川づくり~」
という、武庫川水系河川整備計画に掲げる流域連携の一環として実施します
・日 時:2025年5月17日(土)10時~12時
※16日(金)夕刻の予報で、午前の降水確率60%以上は中止です。
→事前申込をいただいた方へはご連絡いたします
・場 所:仁川河川敷 蓬莱橋~百合野橋の左岸側
・集 合:阪急仁川駅 山側改札 (西口) 9時45分(もしくは現地集合10時)
・道 具:軍手、移植ゴテ、(可能ならば)長靴、野外作業可能な服装、飲料水
・申込み:mukogawaken.net (a) gmail.com(5月16日 [金] まで)
※件名を「仁川駆除会OKGKO」としてください。当日も歓迎ですが、返信にご協力お願いします
・当日の予定:
09:45 仁川駅集合、歩いて現地へ
10:00 現地で合流、ネット会員によるオオキンケイギク・特定外来生物の解説
10:10 駆除作業(駆除したオオキンケイギクをごみ袋につめる)開始
11:20 作業終了、ごみ袋をいったん左岸現地(地図の●)に運搬
11:30 ごみ袋単位で重量測定・記録
11:40 ミーティング(河川整備課のお話を含む)
11:50 解散、車で駆除したオオキンケイギク入りごみ袋の仮置き場への運搬
※本イベントは下記事業の一環として実施します※